最近、仕事で英語を使う機会が増えました。
仕事で英語を使っていると、日々気づかされることが多いです。
今日はそんな中で、仕事で英語を使う上で英語力以外に身につけておくべきことを整理してみました。
アウトプットをする際に必要だと思うことに焦点を当てています。


1.専門知識

まずは、その仕事で必要な専門知識を身につけておくことです。

まぁこれは、英語とか日本語とか言語に関わらず仕事をする上で必要な訳ですが、そもそも日本語で説明できないことが、ネイティブでない英語で説明できる訳がありません。
ものすごく当たり前のことをいっていますが、実際仕事の現場で英語を使っている人と会うと、ベースの専門知識がない人が多く、必要以上のコミュニケーションや誤解を発生させています。
そのため、専門知識は必須だといえます。


2.具体的に説明できるようにすること
2つ目は、自分の言いたいことを具体的に説明できるようにすることです。

人によって差はありますが、 仕事上のコミュニケーションで日本語を使っていると、長嶋監督のように擬音語を使って抽象的な表現をしたり、目的語や主語を端折ったりしている光景をよく目にします。(私もそうですが)
日本語がコミュニケーションをとる双方の母国語の場合、 元々ハイコンテキストな言語であるが故にそういった会話になりがちですが、これが英語になるとそのような抽象的な会話で意思疎通をとるのは、後の認識のずれ等を発生させることつながります。
そのため、英語で相手に何かを伝える際は、いつも以上に具体的に説明できるようにしておく必要があります。 


3.簡潔に説明できるようにすること
 3つ目は、言いたいことを簡潔に説明できるようにすることです。

簡潔にというと色々な意味合いがありますが、ここでは二つの意味合いで使っています。
一つは結論から述べること、もう一つはできるだけ文章を短くすることです。

結論から述べることに関して、日本人は意識しないと日本語でもできない人が多いと感じます。
ただ、日本語であればだらだらと前置きを話されてもなんとかキャッチアップできますが、これが英語となると話は違います。
ただでさえうまく話せないのに、その状態でだらだらと話されると結論に至るまでに相手を混乱させてしまいます

もう一つのポイントは、特に会話やプレゼンで気をつけるべきことです。
中学生レベルの文法を習得していれば、関係代名詞やIF文等の基本的な文法を使って、言いたいことを一文で表現しようと思えばできてしまいます。
ただ、これが伝わるのは大体の場合文章をメール等の文面にした時に限ります。
会話の場合、上記のような文章で意図を正確に伝えるのは難しいです。(もちろんお互いの英語力に左右されます)
できれば、10〜15単語くらいの文章がよいかと個人的には感じます。

こうした点から、英語で何かを伝える際には事前に言いたいことをできるだけ整理して、簡潔に説明できるようにすべきと考えます。