スマートフォンの普及が進む中で、コミュニケーションアプリの普及も進んでいます。
スマートフォンが出てくるより前にあったSkypeを始め、LINE、カカオトーク、WhatsApp、WeChat、Telegramなど、様々な国から多様なアプリが出ています。


こうしたアプリは、電話に変わる安価で便利なコミュニケーション手段としての地位を着実に築いていますが、その一方で悪影響もあります。
よく耳にするのは、このようなアプリを利用して未成年者が見知らぬ人とコミュニケーションをとり、実際に会い、犯罪に発展してしまうようなケースです。
このようなことを防ぐために、最近ではアプリ側で対策がある対策がとられました。

それは「年齢認証」です。

この認証により、利用者が未成年の場合に実際に知らない人物とアプリを介して知り合うことをある程度防ぐことができます。
この対策自体、非常に良いものだと思います。これにより犯罪が減少するのであれば私もうれしいです。

ただ、この認証、ちょっと厄介です。
なぜかというと、認証がうまくいった試しがありません。
私は既に成人なので、認証が通ってもおかしくありませんが、キャリア側のシステムとの連携がうまくいっていないからか、うまくいきません。
そして、これは私だけではなく、私の周囲の人が試そうとしてもうまくいかなかったケースがよくあります。
これでは、本当に緊急的にLINEにて連絡先を交換する必要がある場合に困ります。
(そもそもLINEなんか使っているから悪いという意見。ごもっともですが、それは一旦おいといて)

LINEの利用者の中で、私のような不満を感じた方は少なくないと思います(と信じたい)。
そこで、LINEの年齢認証を回避する方法を紹介します。(これは、犯罪を助長する目的ではないことを念のためご理解いただいた上で)


それは、日本国内のキャリアの回線「以外」でLINEを利用することです。
LINEで年齢認証が発生するのは、国内のキャリアを利用した際のみの話です。
そのため、iPod touchに入れたLINEをwifi経由で利用する場合や、SIMフリー端末に入れたLINEを海外のキャリア回線で利用する場合には、年齢認証は発生しません。
これにより、ちょっと回りくどいですが、年齢認証を回避することができます。


個人的には、このような対策で犯罪抑止する必要がないくらい、利用者全体(特に利用者が未成年の場合その保護監督者)のリテラシーが向上すれば、社会的にももう一皮むけた国になるになぁと思います。